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『紅の砂漠』Steam同接23.9万人の大型スタートも、レビューは「賛否両論」発進。Pearl Abyss株価は約30%急落

Pearl Abyssの期待作『紅の砂漠(Crimson Desert)』がSteam同接23.9万人で発売。しかしレビューは「賛否両論」で、開発元の株価は約30%急落した。

『紅の砂漠』Steam同接23.9万人の大型スタートも、レビューは「賛否両論」発進。Pearl Abyss株価は約30%急落

Pearl Abyssの期待作『紅の砂漠(Crimson Desert)』が3月19日にPC/PS5/Xbox Series X|S向けに正式リリースされた。Steam同時接続数は発売初日に23万9045人を記録し、その日のSteam全体でトップ3に入る大型スタートを切った。しかしSteamレビューは「賛否両論」(肯定率約60%)で発進し、開発元Pearl Abyssの株価は2日間で約30%急落するという厳しい船出になっている。


プレイヤー数は好調だが、レビューがついてこない

発売前のSteam予約販売だけで約40万本、2000万ドル超の売上を記録していた本作。Steamウィッシュリストは220万件を超えており、発売日の同接23.9万人という数字は「期待に見合ったスタート」と言っていい。

ところがSteamレビューは約1万4000件中、肯定的なものが60%程度にとどまり、評価は「Mixed(賛否両論)」のまま推移している。メタスコアは78、OpenCriticは80と批評家からの評価は悪くないが、ユーザーとの温度差が目立つ。

批判が集中しているのは「操作性」

プレイヤーから最も多く指摘されているのが操作性のわかりにくさだ。Kotakuは「誰もがCrimson Desertの操作は最悪だと言っている」という記事を出しており、PC GamerもEurogamerも同様の問題を取り上げている。Crimson DesertのエグゼクティブプロデューサーJason Jung氏は「自転車に乗るのと同じで、覚えれば自然にできる」と反論したが、発売日に操作の基礎で離脱されてしまうのは痛い。

さらにIntel Arc GPUでは本作が一切起動しないという問題も発覚。Pearl Abyss自身が「Intel Arc GPUをお使いの方は返金をお勧めします」と公式に案内するという異例の事態になっている。

その一方で、環境デザインの美しさ、戦闘の多彩さ、ドラゴンに乗って空を飛べるスケール感などには高い評価が集まっている。75時間プレイしたPC Gamerのライターは「スルメゲーだから序盤で判断しないでくれ」と呼びかけており、ファミ通も同様の評価をしているとのこと。

韓国市場の反応: Pearl Abyss株29%急落

投資家は「期待作」のレビュースコアに敏感だった。『紅の砂漠』のレビュー公開を受け、Pearl Abyssの韓国市場での株価は3月19日から20日にかけて約29〜30%急落。7年の開発期間を経た社運を賭けたタイトルだっただけに、投資家の期待値とのギャップが一気に噴出した格好だ。

韓国最大のゲームコミュニティINVENでも本作は最大の関心事になっており、「黒い砂漠ユーザーによる3時間プレイレビュー」が大きな反響を呼んでいます。『黒い砂漠』のファンからすると「Pearl Abyssの新作がシングルプレイRPGになった」こと自体が議論の的だ。

週末で数字は変わるか

発売日以降の同接は10万〜12万人前後で推移している。初週の週末を迎えて同接が伸びるか、それともレビュースコアがさらに下がるかが次の焦点になる。Day 1パッチで復活中のボス攻撃やUI問題の修正は入ったが、操作体系の根本的な改善にはもう少し時間がかかりそうだ。

ソース: AUTOMATON

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