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韓国vs中国「サブカルゲーム戦争」が本格化。MONGIL・NTEなど同ジャンル大型タイトルが2026年春に激突、その勝敗を分けるものは

韓国と中国のゲーム企業がサブカルチャー系タイトルで真っ向勝負。MONGIL vs NTE、七つの大罪Origin vs 鳴潮。2026年春の注目対戦カードを分析。

韓国vs中国「サブカルゲーム戦争」が本格化。MONGIL・NTEなど同ジャンル大型タイトルが2026年春に激突、その勝敗を分けるものは

韓国と中国のゲーム企業が「サブカルチャーゲーム」市場で正面衝突しつつある。韓国の毎日経済は、2026年春に両国から同ジャンルの大型タイトルが相次いで投入される状況を「サブカルゲーム戦争」と報じました。日本のゲーマーにとっても、選択肢が一気に増える激戦の春になりそうです。


何が起きているのか

2026年3月〜4月にかけて、韓国と中国の主要ゲーム企業が似たジャンル・似たターゲットのタイトルをほぼ同時期にリリースします。

タイトル開発・運営ジャンルリリース時期
MONGIL: STAR DIVENetmarble🇰🇷 韓国モンスターテイミングARPG4月15日
NTE(Neverness to Everness)Hotta Studio(Perfect World)🇨🇳 中国都市型オープンワールドRPG4月29日
七つの大罪: OriginNetmarble🇰🇷 韓国オープンワールドARPG3月16日(EA)
鳴潮 Ver.3.2Kuro Games🇨🇳 中国オープンワールドアクション3月19日

特に注目されているのがMONGILとNTEの対決です。どちらもアニメ調のビジュアルを採用した「サブカルチャー系」タイトルで、PC/モバイル/コンソールのマルチプラットフォーム展開と基本プレイ無料という共通点を持っています。

背景:モバイルMMOからの脱却

韓国のゲーム業界では、長年ドル箱だったモバイルMMORPG市場が縮小傾向にあります。世界的にモバイルゲームのダウンロード数は前年比7%減少し、動画配信やSNSとのユーザー争奪戦が激化しています。

こうした状況を受けて、韓国の大手デベロッパーは戦略を転換中です。

  • Netmarble: 七つの大罪OriginとMONGILの2本を同時投入。日本のIPを活用しつつグローバル展開
  • NCSoft: 伝統的なMMORPGからモバイルカジュアルゲームへの参入を模索
  • Krafton: PUBGブランドを軸に複数ジャンルへ展開、2026年に3〜5本の新作を予定

一方の中国勢も、原神・鳴潮・ゼンレスゾーンゼロに続く次のヒットを狙っています。Perfect World傘下のHotta Studio(『幻塔(Tower of Fantasy)』開発元)が手がけるNTEは、超常現象×都市探索というテーマで差別化を図ります。

日本市場での注目ポイント

この「サブカルゲーム戦争」は日本のプレイヤーにとっても無視できません。MONGILはTGS 2025やG-STAR 2025でガチャシステムを公開済みで、日本市場も重要な戦場です。NTEもPlayStation公式ブログで紹介されるなど、国内展開を意識した動きを見せています。

韓国・中国両陣営がどちらも「原神キラー」ではなく独自のジャンルで勝負に出ている点は興味深いです。モンスターテイミング(MONGIL)、都市オープンワールド(NTE)、IP活用アクション(七つの大罪)と、それぞれ切り口を変えてきています。

2026年春は「サブカルゲーム」のプレイヤーにとって、嬉しい悲鳴が上がる季節になりそうです。

ソース: 毎日経済

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